1 :三毛猫 φ ★@\(^o^)/ :2015/10/28(水) 09:06:58.16 ID:???
ゆっくり歩けば、景色がよく見える。香里奈(31)が30代に入り、仕事のペースを以前より
スローにしている。多忙だった20代に後悔はないが、インプットする時間を増やしたかった。
4年ぶりの主演ドラマとなるTBS系「結婚式の前日に」(火曜午後10時)に出演中。スピードを
緩めたからこそ見えてきたものが演技に生かされている。
休日になると、自転車で出掛ける。買い物に行くにもバスや電車を利用する。
「家の周りにどんな木が生え、どんな花が咲いているのか、最近まで知らなかった。仕事の時は特に、
慌ただしく車に乗り込んで出掛け、帰ってくるのは夜遅くでしたから、気付かなかった。
ゆっくり動けば、周りが本当によく見える。発見が多いです」。
乗客の日常会話や街を行き交う人の言葉も新鮮という。
「話し掛けられたり、道を聞かれたり、そういうことが、ごく自然にある。普通のことのはずなのに
以前はなかった。大切なことだと感じています」。
20代は慌ただしかった。ファッション誌の専属モデルを務め、女優としてドラマ、
映画の仕事が隙間なく待っていた。2日続けて休むことはなかった。不満はなかったが
焦りはあった。「自分の中にあるものを出すだけで、吸収する時間がなかった。
いつの間にか1年が終わり、また次の年が始まる。30代になったら、ペースも内容も
少し変えていきたいと思っていました」。スタッフと話し合い、仕事を以前よりも
スローペースにすると決めた。
「結婚式の前日に」は、30代に入って初めてのドラマ。挙式100日前に脳腫瘍と
診断されたヒロインを演じている。婚約者や突然姿を見せた母、男手一つで自分を育てた
父との関係も描くホームドラマ。「今までの出演作と違う印象を持っていただければ
うれしいです」。設定は特殊だが、等身大の女性を力まず演じている。
「リアリティーあるキャラクターにしたい。自然な話し言葉や表情を意識しています」。
実生活の経験を生かしている。
生死をめぐるドラマと、このタイミングで出合ったことに縁も感じている。一昨年末、
祖母が亡くなった。入院中は2人の姉と母でスケジュール調整して見舞いに行った。
「家族で助け合う大切さをあらためて感じました」。18歳で上京後、連絡をあまり
取り合ってこなかった母と、最近はLINEなどを使って以前よりコミュニケーションを
取るようになった。「20代のころは、うるさいと思うこともありましたが、今は少しだけ
素直に聞けるようになりました。言葉で励まし合うことはありませんが、母の気持ちは
分かっているつもりです。そういう時にこういう作品に巡り合えたことに感謝しています」。
【上田悠太、松田秀彦】
◆香里奈(かりな)1984年(昭59)2月21日、名古屋市生まれ。00年ファッション誌
「Ray」専属モデルで本格デビュー。01年フジテレビ系「カバチタレ!」で女優デビュー。
08年TBS系「だいすき!!」で連続ドラマ初主演。ドラマ主演は「リアル・クローズ」
「美咲ナンバーワン!」「私が恋愛できない理由」など。04年「深呼吸の必要」で
映画デビュー。現在は月刊誌「GINGER」レギュラーモデル。165センチ。血液型A。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00000022-nksports-ent
スローにしている。多忙だった20代に後悔はないが、インプットする時間を増やしたかった。
4年ぶりの主演ドラマとなるTBS系「結婚式の前日に」(火曜午後10時)に出演中。スピードを
緩めたからこそ見えてきたものが演技に生かされている。
休日になると、自転車で出掛ける。買い物に行くにもバスや電車を利用する。
「家の周りにどんな木が生え、どんな花が咲いているのか、最近まで知らなかった。仕事の時は特に、
慌ただしく車に乗り込んで出掛け、帰ってくるのは夜遅くでしたから、気付かなかった。
ゆっくり動けば、周りが本当によく見える。発見が多いです」。
乗客の日常会話や街を行き交う人の言葉も新鮮という。
「話し掛けられたり、道を聞かれたり、そういうことが、ごく自然にある。普通のことのはずなのに
以前はなかった。大切なことだと感じています」。
20代は慌ただしかった。ファッション誌の専属モデルを務め、女優としてドラマ、
映画の仕事が隙間なく待っていた。2日続けて休むことはなかった。不満はなかったが
焦りはあった。「自分の中にあるものを出すだけで、吸収する時間がなかった。
いつの間にか1年が終わり、また次の年が始まる。30代になったら、ペースも内容も
少し変えていきたいと思っていました」。スタッフと話し合い、仕事を以前よりも
スローペースにすると決めた。
「結婚式の前日に」は、30代に入って初めてのドラマ。挙式100日前に脳腫瘍と
診断されたヒロインを演じている。婚約者や突然姿を見せた母、男手一つで自分を育てた
父との関係も描くホームドラマ。「今までの出演作と違う印象を持っていただければ
うれしいです」。設定は特殊だが、等身大の女性を力まず演じている。
「リアリティーあるキャラクターにしたい。自然な話し言葉や表情を意識しています」。
実生活の経験を生かしている。
生死をめぐるドラマと、このタイミングで出合ったことに縁も感じている。一昨年末、
祖母が亡くなった。入院中は2人の姉と母でスケジュール調整して見舞いに行った。
「家族で助け合う大切さをあらためて感じました」。18歳で上京後、連絡をあまり
取り合ってこなかった母と、最近はLINEなどを使って以前よりコミュニケーションを
取るようになった。「20代のころは、うるさいと思うこともありましたが、今は少しだけ
素直に聞けるようになりました。言葉で励まし合うことはありませんが、母の気持ちは
分かっているつもりです。そういう時にこういう作品に巡り合えたことに感謝しています」。
【上田悠太、松田秀彦】
◆香里奈(かりな)1984年(昭59)2月21日、名古屋市生まれ。00年ファッション誌
「Ray」専属モデルで本格デビュー。01年フジテレビ系「カバチタレ!」で女優デビュー。
08年TBS系「だいすき!!」で連続ドラマ初主演。ドラマ主演は「リアル・クローズ」
「美咲ナンバーワン!」「私が恋愛できない理由」など。04年「深呼吸の必要」で
映画デビュー。現在は月刊誌「GINGER」レギュラーモデル。165センチ。血液型A。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00000022-nksports-ent